「いつかやりたい」を卒業した日|オンライン秘書のリゾートバイト挑戦記

長く滞在しながら鉄道に乗ってみたい。
でも、現状の収入だけで長期滞在するのは難しい。

そんな気持ちの間で揺れながら、
在宅オンライン秘書として働く私が選んだのは
「リゾートバイト」という方法でした。

岡山県での予約事務のリゾバに挑戦したものの、
結末は想定外の展開に。
それでも「やってよかった」と思えた理由をまとめます。

目次

「いつかやりたい」を卒業した日|オンライン秘書のリゾートバイト挑戦記

リゾートバイトについて、気になっていたこと

リゾートバイトって若者向けじゃないの?

いいえ。私自身は40代ですが、問題なく働けました。
実際、20代くらいの方とも一緒になりましたが、私が滞在していた場所では、「入れ違いで50代の方も来ていた」と、現地で働いている方から聞きました。

事務職で探せるの?

正直にいうと、多くはなかったです。
私が探していたタイミングでは、事務系の求人はあっても20〜30件くらいという印象でした。
リゾートバイトは接客や清掃などの職種が中心なので、事務職に絞ると選択肢は限られます。

鉄道に乗る時間はちゃんと取れる?

休日にはちゃんと乗れました。
ただ、私は自家用車がなく、勤務先のホテルへのアクセスは公共交通機関のみで、そこまで便利な立地ではなかったので、乗り鉄目的で行き先を選ぶなら交通の便は事前にしっかり確認することをおすすめします。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 40代・50代でもリゾバに挑戦できるか気になっている
  • 個人事業主で長期の旅に出るのが難しいと感じている
  • 鉄道旅をしながら働く方法を探している
  • 旅を「非日常」ではなく、もう少し日常に近づけてみたい
  • 今の働き方のままでいいのか、少し立ち止まって考えている

「数日の旅」では足りない


普段は仙台の自宅で、オンライン秘書として仕事をしています。

パソコンひとつで働ける環境なので、
ふと「どこかに行きたいな」と思うことがあります。

もともと「ワーケーション」や、
ノマドのような場所に囚われない働き方に、
なんとなく憧れがありました。

そしてもう一つ。
私には「70歳までに、毎年1000kmずつ鉄道に乗る」
という目標があります。

数日で終わる旅行ではなく、
もう少し長く滞在しながら、
その土地の鉄道に乗ってみたい。

そう思いながらも、仙台からだと時刻表の都合もあって、
なかなか自由に動けないのが現実でした。

それに、個人事業主としての収入だけで、
長期のワーケーションをするのは今の自分にはまだ難しい。

やってみたいけど、今は無理かも…

そんなふうに思っていたときに、
少しだけ考え方を変えてみることにしました。

おてつたびを知って、応募してみた


長期滞在しながら働く方法を考えていたとき、
最初に思い浮かんだのは「おてつたび」でした。
知人から話を聞いていたのを思い出したのです。

今の私は、子どももいなくて、介護の予定も今のところは無い。
オンラインの仕事もあるので無職になるわけではないし、
家族が住んでいる家があるので
仕事が合わなかったらすぐに帰れる環境でもあります。


やらない理由を探そうと思えば、いくらでも出てくる。
でもそれよりも、「できる方法」を考えてみようと思いました。

ということで、「おてつたび」に
いくつか応募してみたものの、結果はすべて落選。

それでも、不思議と「やってみたい」という気持ちは消えませんでした。

リゾートバイトという選択肢

おてつたびで落選続きでも調べていくと、
「リゾートバイト」に目が止まりました。

とりあえず会員登録をしてみたら、
ビックリするくらいすぐに連絡がありました。

まだ細かい条件までは決めていなかったのですが、
ヒアリングの中で伝えたのは、

  • 個室寮がいい
  • 仕事は予約事務がいい

この2つでした。

リゾートバイトというと、
仲居さんや清掃などの仕事を思い浮かべる方も多いと思います。

ただ、私は長年デスクワークをしているため
フルタイムで体力を使う仕事では
体力が持たない心配があり、
これまでの経験を活かせそうな
「事務系」に絞ることにしました。

最初に応募したのは箱根の案件。
派遣会社のキャンペーンで
乗り物のチケットが渡されるという内容を見て、
「いいかも」と思ったのですが、寮が満室とのことで見送りに。

次に選んだ案件は群馬の温泉地。
こちらは現在働いている方の勤務延長によっては
募集がない可能性も…と聞き、
他にも探すことにしました。

そして出会ったのが、岡山の案件でした。

行き先は岡山。点と点がつながる

岡山を選んだのには、いくつか理由がありました。

  • 仕事でお付き合いのあるクライアントさんが岡山在住で、
    ずっとオンラインのみだったのでいい機会だと思った
  • 東京より西・中国地方はこれまで行く機会がなく、未踏の地だった
  • 仕事内容が予約事務で、条件的にも大きく外れていなかった

「点と点がつながる感覚」で、これは行くしかない!と思いました。

想定外の結末。それでも残ったもの

実際に岡山へ行き、リゾートバイトが始まったのですが、
家族の急病があり、途中で仙台へ戻ることになりました。

予定していたような長期滞在にはならなかったし、
思い描いていた鉄道旅も、
すべて叶えられたわけではありません。

それでも、不思議と後悔はありませんでした。

「やってみたい」と思ったことを、ちゃんと行動に移せたこと。
そして、「自分でもこういう動き方ができるんだ」と実感できたこと。

それだけでも、十分に意味のある経験だったなと思っています。

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